14.アムロ再び

「この近くにもティターンズの施設があったはずだ。」

「ふむ・・・。頼む。」

「ケネディ空港を襲った部隊がスードリで襲って来るとして?」

「もっと早いな・・・。カミーユ、MkUをいつでも出せるようにしておけ。」

「宇宙に帰りたいのだろう?」

「帰って見せるのがロベルト中尉に対しての手向けだ。戦場での感傷は止めろ。」

「こんな人気の多いところで戦闘になる?」

「待て!各機は機内から迎撃。」

「モビルスーツが単独で飛ぶのか!?」

「モビルアーマーか!?」

「カミーユが出たのか?何処だ!?」

「落ちろっ!」

「落ちろぉぉぉ!!」

「速い変わり身だ・・・。カミーユ、ハヤト艦長の許可をもらっての出撃か・・・?」

「いや、ハヤト艦長。そのカミーユの言うことだけは私が証明しよう。」

「ブライト艦長を救出した時に出会った、モビルアーマーがある。それに似ていたそうだな、カミーユ?」

「さっきの奴かもしれん、1機で向かうのは危険だ、左右から挟み撃ちをかける。」

「よし!」

「つかまった!?ハヤト艦長!上昇をかけろ!!」

「カミーユ、上に回らせるな!こちらの限界がある!」

「なんとしても・・・!」

「・・・ええぃ!」

「なんで輸送機が?!」

「何をする気だ!アムロ!」

「・・・・・・アムロだと!?」

「・・・・・アムロ・・・・・。」

「・・・・・アムロ・レイか・・・・・・。」

「間違いない・・・・・・・アムロ・レイだ・・・・・・・・。」