10.再会

「そのために、グラナダからのティターンズの戦艦を奪った。」

「ああ、グラナダからは6隻出る。ここからはアーガマと他に2隻。」

「モビルスーツ隊は80機になるな。」

「我々は核もガスも使わない。ティターンズの拠点を叩けばこの戦いは終結をする。」

「違うな。」

「しかし、ジオン共和国がティターンズと手を結ぶ心配もある。元を叩かねばならんのさ。」

「前方の警戒を忘れるな!」

「カミーユか!」

「あそこに敵!」

「エマ中尉は艦隊を守れ。私はカミーユ機を呼び戻す。」

「カミーユ機、前方から離れ過ぎだ。アーガマは出港した。」

「カミーユ、アーガマと合流する。」

「なに!?」

「かまうな!来い!」

「それは無理な注文だ、キャプテン。腹いっぱいにモビルスーツを搭載している艦艇には出来ない相談だ。」

「やってしまえば、出来るものさ。」

「君は待機していてくれ。」

「ホワイトベース?よし!来い!」

「クワトロ・バジーナ、百式、出る!

「了解。」

「使えればいいが・・・。」

「ん!?」

「モビルアーマー?」

「・・・・・あれに乗ってる男のプレッシャーか・・・・!!カミーユ!」

「姑息な!!」

「外れたか!?」

「はっ?」

「消火剤をまけ!カミーユ!」

「はっはっは。ホワイトベースの事を気になさる必要はありません。あれは地球連邦軍にとって・・・・。

「私は大尉です、ブライト中佐。」

「紹介します中佐、カミーユ・ビダン。ガンダムMkUのパイロットです。」