11.大気圏突入

「ほう・・・。それは。」

「こちらこそ、かつてのお手並みを拝見できるかと思うと嬉しい。」

「奥様は、どう言うお方で?」

「納得です。」

「はっ。」

「お子さんは?」

「男の子と女の子がお1人ずつ?」

「ふふふ・・・。勘ですよ。」

「では。」

「はい?」

「ご家族の事か・・・。」

「出来るだけ救出をする努力はしてみる。ジャブローでのご家族のいらっしゃる所は?」

「そうしてくれ。」

「了解だ、キャプテン。」

「出るぞ!!」

「ん?編隊が乱れているぞ・・・?」

「了解。」

「機動性はフライングアーマーの方がある。エマ機はジャブローに降りてもらわねばならん。」

「編隊が固定するまで百式も動けん。行け!」

「頭を、アポりーとロベルトのリックディアス隊に取らせた。エマ機支援に行く。」

「了解。」

「とおっしゃるが、ただの敵とは思えん。」

「カミーユ!!距離を取れ!」

「エマ中尉に構うな、後退しろ!」

「アーガマへ後退だ。」

(明らかに違う・・・・。あれはアムロでも無い・・・・!!違うタイプだ・・・!)

「逃げる!?」

「艦隊の前へ出るぞ。ティターンズの第2派が入った。」

「大気圏突入だ!エマ!いい加減にしろ!」

「ブライトキャプテンの命令に従え!」

「アーガマを守ってくれ。」