6.地球圏へ

「大した変化は無い?」

「態勢の立て直し中でしょう。」

「やはり、やるのですか・・・?」

「レコア少尉?できますかね。」

「大丈夫なのか?」

「任務についてだよ。本来なら・・・。」

「遅いぞ。」

「ああ・・・。」

「そんなものじゃないな・・・。」

「人間は、他人を信じないからさ。」

「信じないから疑い、疑うから他人を悪いと思い始め、人間を間違わせるのさ。」

「いや、ティターンズが暴走を始めたから戦う。」

「自分ではどう感じているのだ?」

「ならそれでいい。」

「ああ・・・。少尉は地球へ降りる。」

「カプセルで大気圏突入をするんだ、何か話をするなら今のうちだぞ。」

「まるでアムロ・レイだな・・。」

「アポリー、ロベルト。太陽電池の攻撃を、直進だぞ!」

「行くぞ!」

「当たるなよ・・・。アポリー。」

「どうせならば・・・!」

「爆発?」

「敵襲か!?」

「カプセルの射出時間はまだのはずだ・・・!」

「カプセル射出までは!」

「まだか!?」

「よし!」