8.月の裏側
「悪いな。しかし飲みこんだ言葉を言ってもいいんだぞ。」
「汗を流せばいい。」
「ライラ大尉とは何があったのだ?」
「発進しろ!」
「援護のビーム発射!」
「ん?カミーユ!」
「行けるのか?カミーユ君。」
「敵のペースにはめられたな。アーガマに戻るぞ!」
「あの敵・・・。ガルバルディ隊ではなかったな・・・。」
「ああ・・・。ライラ大尉とかの怨念が乗り移ったようだな。」
「判るとは良い勘をしているな。」
「しかし・・・。1機のモビルスーツの動きにあれほど巻き込まれるとは若すぎるな。」
「でないと・・・。今度は君が死ぬ番だ・・・。」
「入りたまえ。」
「キグナン、私はクワトロ大尉だ。」
「グラナダの方はどうだ?」
「うまく行くのか?」
「何かあったのか?」
「なに?」
「核パルス・・・?アクシズか・・・。」
「地球へ?」
「ジオンの亡霊が動き出したか・・・。ハマーン・カーンは二十歳になったか?」
「ん?」
「グリーンノアがか?バスクめ・・・。」
「マクダニエル?」
「了解した。ありがとう。」
「ここか・・・・。」
「ウォン・リー、諸君の協力で初期の作戦は完了した。」
「戦力差が1つと・・・。地球上の破壊行動は地球を汚染します。
それに、あの重力の井戸に落ちて脱出はどうするんです?軍事的効果を考えれば、グリプスを撃滅する方が正しい。」
「エゥーゴの地球での支援部隊、カラバへの連絡は?」
「出資者は無理難題をおっしゃる・・・。」